写真家の友人と仙台から気仙沼まで、二泊で訪問してきました。昨年はボランティアで訪問できたのですが、今回は、ＮＰＯから民間業者に委託しているというお断りがあって、撮影がメインとなりました。松島と気仙沼で宿泊しました。
被災地で撮影することには抵抗があったのですが、現地で活動したことのある人から「被災地では忘れられることが一番怖いのです。むしろ、堂々と撮っていらっしゃい」と励まされて、出発しました。それでも、現地の現実は重く、撮影は気の重いことでした。
写真家の友人も、帰ってきても編集できない、とのことでした。途中、立ち寄った大川小学校では、何ということでなく涙が溢れて来ました。二日目の最後には、駅前タクシーの運転士に話しかけられて、お話を聞いてる間にも、気持ちが揺さぶられて、胸が詰まりました。
そんなわけで、写真まで掲載する気にはなれませんが、これからも、被災地のことを忘れず、出来ればボランティア先を探して、また訪問したいと思ってます。